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SANJO-SYOUTETSU ASSOCIATION

鐵ってなあに?admission



厚板とは・・・


使われる分野や、加工条件によって成分調整や温度管理などを行い、用途に合った溶けた鉄を製鉄所で厚さを6mm〜250mmくらいまで、幅を1m〜5m、長さを3m〜20mくらいまでに、6段ミルを使って圧延したものを厚板と言います。
厚板の使用される分野は広く、タンカーなどの造船、ビルや橋の骨組み、石油やガスを送るラインパイプ、建設用のクレーン、パワーショベル、産業機械やプレス機械、工場地帯のガス、石油のタンクなどと私達の生活に必要なところに幅広く使われております。
出来た厚板は製鉄所からユーザーに送られますが、幅が広く長尺や重量があるので、船や大型トレーラーで運ばれます。クレーンで降ろされた厚板はガス切断され所定の寸法に切られ溶接され、船などの形に姿を変えていき、私達の目にふれることとなります。
鉄は錆びますから、防錆処理が必要な時は、ユーザーからの指定で製鉄所において防錆処理が施され出荷されます。
厚板を簡単に言うと以上のようになりますが、私達がテレビや雑誌で普段何気なく見ている建物や橋梁やタンクなどには厚板がたくさん使われていますので、これから著名な建造物が見えたら「厚板ってなあに?」を思い出してください。

厚板の用途
建築、容器、車輌、金型、橋梁、建設機械、産業機械、船舶など

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薄板とは・・・


薄板とは、鉄鉱石や石炭を原料としてできた高温の鉄の固まりを、厚さ0.15〜数mmまで延ばした形の鉄鋼製品のことを言います。使い道によって、厚さや材質、表面の種類などが異なり、それによって製造するさいの設備や作り方が異なります。
薄板が使われる分野としては、冷蔵庫・エアコンなどの電機分野、屋根・壁・シャッター・ドアなどの建築分野、自動車分野、食缶などのブリキ分野、トランス・モーター・発電機などの電磁鋼板分野などがあり、薄板は実に様々な所に使われています。そういった意味で薄板は、私たちの生活にとって欠かすことのできない重要な製品であると言うことができます。
薄板の主な種類としては、熱延鋼板、冷延鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板、電気亜鉛メッキ鋼板、塗装鋼板、ブリキ、電磁鋼板などがあり、それぞれの中においても使い道やお客様のニーズに応じて様々な種類や製造方法があります。
最近、環境にやさしい材料を製品にしていることが、優れた製品としての重要な条件になってきていますが、鉄鋼業界でも地球環境に配慮した取り組みを行っています。その中で薄板についても「地球にやさしい製品」の種類が充実してきています。例えば、缶に使われるブリキは、アルミなど容器に使われる鉄以外の材料に比べてリサイクルが可能であることが最大の特長ですが、最近ではその他にも、海外の一部で環境面の理由から使用が禁止されようとしているクロムメートという成分を一切含まないクロメートフリー鋼板や、塗装やメッキが不要になるほど抜群の錆びにくさを持つ鋼板、更に厚さが薄いにも関わらず強度が高く、自動車の軽量化・燃費向上に役立つ高張力鋼板など、時代のニーズにあった価値の高い薄板製品の種類が充実してきています。

以上から、薄板はこれからの私たちの生活においても、ますます重要な製品になってきていると言うことができます。

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パイプとは・・・


パイプとは、別名、日本語で鋼管とも呼ばれております。
この鋼管とは、解りやすく言うと筒状の形をしたものであります。例えば、みなさまの身近なものでいいますと、洗濯物を乾かすときによく使われます物干し竿なんかが有ります。形は、大半が丸形であり中は筒状です。
鋼管の作り方は、いろいろな方法がありますが、一般的な作り方としては、鉄のコイルの端と端を溶接し、丸の形状を作る方法があります。
一般の方は、ピンとこないかも知れませんが、例えば、何処のご家庭にも大体は、トイレにトイレットペーパーが有ります。先ほどの鉄のコイルをトイレットペーパーに置き換えてみて下さい。そして、ペーパーの先端を手前にぐるぐる引きながらペーパーの左右を糊で接着すると、筒状になります。先ほどの溶接が、接着するという感じになります。ですから、鋼管を製造する場合、鉄コイルの先端を引っ張りながら左右の端と端を溶接し、丸型の形状を製造していく方法が一般的です。

鋼管の利用方法は、目に見える場所や目に見えない場所など、さまざまなところに使われております。例えば、各家庭に、ガスや水を供給するために使用される、ガス管、水道管などがあります。その他いろいろな用途がありますので、探してみて下さい。

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形鋼とは・・・


形鋼はその用途・目的により形状等大きく分かれており、今回ここでは棒鋼・H形鋼・平鋼・一般形鋼について説明致します。
棒鋼とは一般に「鉄筋」と呼ばれ、コンクリート補強材として鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造等建築構造物に使われています。
H形鋼とは主に熱間圧延によって製造される断面形状がH形をした鋼材で、用途として建築用を始め橋梁・機械・車両の構造部材、トンネルの支保工・杭等の土木用と多岐にわたり使用されています。
平鋼とは長方形の断面に四面とも圧延された鋼材です。用途として厚鋼板と同様に建築・橋梁・船舶・車両・電気製品等々多岐にわたります。
一般形鋼として等辺山形鋼・I形鋼・溝形鋼等があります。一般的には建築・鉄塔・造船・機械等の部材として、更には一般構造物として広く使用されています。
※文面は「最近の電炉鋼材」普通鋼電炉工業会発行から引用

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特殊鋼とは・・・


一体特殊鋼とは何なのでしょうか?普通鋼に対して一般に特殊鋼という言葉がよく用いられていますが、簡単にいうと「鉄の一種」です。でも、普通の鉄ではありません。普通の鉄を造る(製鋼)の最初の段階で、ある一定の物質を混ぜることにより、出来上がった鉄に特別な性質を持たせます。強度を増したり、加工しやすくしたり、熱を伝えにくくしたり…などなど、使用方法に合わせた鉄(合金)です。
特殊鋼は炭素量が高く、そこに各種の合金元素が添加されていることが多く、また言い方によっては「熱処理を施される鋼」とも言われ、熱処理により高強度・高耐磨耗性・高靱性などの機械的諸特性が得られる為、機械構造用部品に広く使用されています。
具体的に言うと、自動車や家電の部品材料や金型用の材料などに使われています。

(ステンレス鋼)  ナイフ、フォークなど
(チタン)     メガネフレームなど
(炭素鋼、合金鋼) ペンチ、レンチ、自動車部品など

非常に幅広い分野で特殊鋼は使われていますので、みなさんの身近にもたくさんあると思います。今まで気にしなかった「鉄」も注意深く見ると色々な種類がありますので、調べてみるのも楽しいですよ。

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原料とは・・・


三条商鐵組合の中に原料委員会があります。委員会に所属する各事業所が主に扱っている原料は、製鋼原料、鋳物原料、製紙原料等があります。
 主な原料(原料部各事業が扱っている原料又商品)
 ・金属原料  製鋼原料・鋳物原料・ステンレス原料・非鉄・軽金属原料
 ・製紙原料  製紙原料
 ・その他の原料

製鋼原料には工場が製品を作る際に出る鉄屑(プレスの機械で抜いた抜き屑・製品の大きさによって鉄板を切りその際にでる切断屑・削られて出る切粉・作業工具、自動車部品を作る際丸棒を赤めて型を整えて抜いた屑)・建物の解体の際に出る鉄骨屑、鉄筋屑・ブリキ屑・一般家庭より出されるジュース缶、スチール家具など学校、諸官庁より出る使用不能の椅子、ストーブ、鋼製家具等があります。これらは選別され種類別に分け、圧縮機にかけてプレスをしたり、ギロチン(切断機)にかけ切断されたり、シュレッダー(金属を細かく裁断し鉄分、プラスチック、木等を選別する機械)にかけられ製鋼原料として、地元または県外の電気炉鉄鋼メーカーに納入され、溶解され再び製品として市場に出ます。
製品としては丸棒、アングルH型鋼、平紋鉄板等になります。

ステンレス原料は主に洋食器、家庭用器物、営業用厨房用品、家庭用雑貨、建築金具等の工場よりステンレス鋼板を曲げたり絞ったり抜いたりでステンレス屑が発生する。それらを集荷送別され、機械にかけプレスし、切断されステンレス製造メーカーに納入される。メーカーでは電気炉で溶解される製品としては、ステンレス鋼板、線材、鋳造品等の製品に再生される。
鋳物原料は主に使用不能になった工作機械、鈑金用機械、プレス機械等工場より廃棄処分された機械又は、工場より出される鉄板屑などが主な原料となる。
機械類は鉄(ボルトシャフト)又は配電盤、モーター等は取り除き適当な大きさに機械で割ったり又、工場より出る鉄板屑など炉の中に入る大きさにプレスしたり、厚物鉄板を切断したりして三条・栄町・長岡・小千谷市等の三条市近郊の鋳物工場へ鋳物原料として納入される。納入された鋳物原料は電気炉又はキューポラで溶かされ、鋳型に入れられ鋳物製品ができる。
製品としては工作機械の本体、マンホール、水道管、自動車部品、建設機械、建築金具、家庭雑貨等があります。

非鉄・軽金属原料は工場又は一般家庭、電気工事関係、自動車解体屋さんより発生することが多くなります。
工場では銅板、真鍮板、アルミ板を用いて器物、雑貨等を製造する際、抜いたり切断したりした
残りが非鉄屑になります。一般家庭よりアルミ缶、アルミ鍋、やかん、アルミの付いた電化製品、水道の蛇口等又、解体屋より出る自動車エンジン、電気工事の時に出る電線屑(銅線屑)その他色々な所から非鉄・軽金属原料が生まれます。そらら原料は選別、解体、切断、異物を取り除き県内・県外の熔解所に納入されます。製品としては非鉄・軽金属の板、線、鋳造品等です。
尚、三条燕地区に発生し製鋼原料として、最も多く使用されるものは鉄屑、ステンレス屑です。

製紙原料は主に発生する所は、印刷工場、ダンボール製品加工工場、スーパー、一般家庭、諸官庁より出ます。それらの古紙はダンボール、ボール紙、新聞紙、本等に選別され古紙問屋に運ばれてビニール紐等の不純物が取り除かれ、プレス加工しバンドが掛けられて国内・国外の製紙工場に紙の原料として納入されます。製紙工場に運ばれた古紙は、木材パルプと混ぜ合わせたり又は同一の古紙で溶かしたりして紙を作ります。
古紙で出来る製品としてはダンボール、新聞紙、トイレットペーパー、紙袋、本、その他の紙製品等再生紙としてリサイクルされます。
尚、原料になるものは数多く無限にあります。
限りある原料をゴミにしないで原料としてリサイクルしましょう!

三条商鐵組合へのお問合せ
事務局

〒955-8603
新潟県三条市須頃1-20 三条商工会議所内
TEL 0256-32-1311
FAX 0256-32-1310
担当:須藤
jimu@sanjo-syoutetu.gr.jp